教える側の過度な期待は時に生徒やこどもを潰してしまう

期待とのギャップ 思考法・考え方

今日だけ!を毎日使う息子は本当は1日の価値をわかっているのではないか?とポジティブに捉えてみるむくもみです。

むくもみ
むくもみ

小学生が使う一生のお願いの連発みたいな〜

今回は教える側の注意点というテーマでお話ししていきたいと思います。
親や先生、上司・先輩など教える側が注意しておかないといけないかもね。という内容になっております。ぜひ最後までお付き合いください。



それではいきましょう!

イメージ

誰かに何かを教える時には、

ゴールの姿をイメージしてそこに向かって指導していくのが普通

数学で100点を取らせる。

県大会で優勝させる。

お客様に喜んで貰える様なビジネスパーソンにする。

などなど色々なゴールイメージがあると思います。

で、実際に指導し始めてみると上手くいくこともあれば、上手くいかないことも当然あります。

この「上手くいく」「上手くいかない」をきちんと見極めておかないと師弟関係が崩れる場合があるよ。というのが今回の話の本質になります。

どういう事かというと上手くいく、いかないは自分と相手の間にこんな関係性が発生してしまっていることがあります。

①教える側が上手く伝えられていない。教わる側の要領が悪い。
②教える側が上手く伝えられていない。教わる側の要領がいい。
③教える側が上手く伝えられている。教わる側の要領がいい。
④教える側が上手く伝えられている。教わる側の要領が悪い。

結局のところどのパターンだったとしても結果が良ければプロセスはどれでもいいんだと思います。

結果が良ければ後でいい経験だったねー。

なんて話になります。

でもどのパターンが1番結果までの道のりが近いのか?は明白じゃないですか。

③ですよね。

この時ってどちらもそのプロセス自体が気持ちの良い感覚に陥るんです。

なんというか成長を実感し続けられる。みたいな感じです。

でもこれはとても稀なケースだし、解説をする必要もなくそんな師弟関係が結べたなら素直に幸せなので万事OKですね。

指導者の注意点

で、教える側が何を気をつけなきゃいけないのか?というと大前提として

きちんと伝えるための勉強をする

これはもうどう考えても基本でしょう。

相手にわかりやすい様に伝えるにはどうすれば良いのか?と常に考え続けなくてはいけないと思います。

これは超基本です。

今回はこの部分じゃなくて、教える側が陥りがちなミスについて話をしておきます。

僕もよくやってしまいます。

それが「勝手な期待」です。

教えている時にその瞬間のその子(人)を見ているつもりで未来の良いイメージのその子(人)を見てしまっている事ってありませんか?あるあるだと思うんです。

その時、指摘することが改善した未来を見ている。

指導者としては普通です。

でも一つ落とし穴があって、その改善された未来から今を逆算ではなく、引き算して出来ていないその子(人)へできないことを否定してしまう

もしくは否定したい気持ちになってしまう。

なんで言ったことができないのだろう❓

これって原因は教える側にあるのかもしれないし、教わる側にあるのかもしれないし、それはどちらも責任を持って努力する必要はあると思います。

しかし、教える側はこの未来から引き算した現在に対してイライラした態度を見せてはいけないんだと思います。

だって教わる側からしたら出来ないのはその時点では当たり前なのだから。

これが原因でそもそも「師」と「弟」の関係が崩れてしまう様なら元も子も無くてなってしまいます。

教える側はきちんと自分の感情とも向き合ってコントロールして教える対象にとって必要な存在であり続けなければいけないのだと思います。

これが親だととっても難しいんですけどね。

まとめ

なんでかわからないけれど、

自分の子は一度できたことは次も完璧にこなすことができるという「謎の先入観」

がありますからね。

だから出来ない子に対してよりイライラを募らせてしまう。

教える側にも焦りや不安があって当然ですが、一旦落ち着きましょう。

停滞も足踏みも失敗も全てちゃんと前に進んでいる証拠ですからね。

むくもみ
むくもみ

それじゃいってらっしゃい‼️
今日も素敵な1日を‼️🤗

 

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