悩み続けるのが人生｜むくもみ

子どもたちはやりたいことがあり過ぎて時間が足りないし、やりたいことをやり続けて疲れて眠るという事がやれるのに、大人になってできなくなるのはなぜだろう？ということを一息で書いてます。むくもみです。

今回はみんな何かに悩んで生きてる。というテーマでお話ししたいとおもいます。

〜本題に入る前にお知らせをさせてください〜

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それじゃいきましょう！

▼悩んで普通

やりたい事がない。という人は結構います。

やりたい事が無いことが悪いことだ。という空気もあります。

学生から社会人になる段階でやりたい事を軸に人生の歩き方を考えなければいけないというプレッシャーに見舞われることもあります。

そのプレッシャーに負けて本当にやりたいことなんて無いのに、やりたい事があるかの様に振る舞うために、周りが納得するであろう「架空のやりたいこと」を掲げてとりあえず前に進む人もいます。

気がつけば本当にやりたいことを探すことを探すことすら忘れて、日々、やらなければならない事に追われて時間を浪費しています。

そして、やるべき事に追われたストレスから逃げるように休日には酒を呑み、昼過ぎまで寝て、また次の月曜日が来ないことを願って眠る。

そして平日の朝になり考えることを辞め、やるべき事に忙殺される。

こんな生き方、つまらないじゃないか。

と思えるのは他人の話の時だけで、自分に置き換えれば、実は同じような生き方をしていたりする。

心の奥底では気がついている。

もっと人生を楽しんでみたいと思っている。

でも考えることは億劫だ。

考えることはめんどくさい。

やるべきことに忙殺されている間は考えないでも、手を動かしてさえいれば誰かのためにはなっている。

そういう安心感に甘えている。

しかもそれである一定の時間を耐え切れば、給料という形で生活費が得られる。

とりあえず考えなくても生きていくことが可能だ。

無機質で何の刺激も成長もないかもしれないけれど、苦痛はなく、失敗することも、生活できなくなるという不安もない。

そうしてまた気がつけば休日を迎えて酒を呑み眠る。

眠って起きた次の日にはまた考える事を辞めて、何となく「これじゃない」と感じながらも、やるべき事に時間を追われている。

いや、やるべき事に時間を追わせているのかもしれません。

時間を追わせている間は必死に生きている気がするから、どこかで自分の人生に納得する理由をつけられるのかもしれません。

「俺は誰かを喜ばせるために生きてきた」

そう言い聞かせることができるのかもしれません。

そして心の奥底で本当は眠らせていた想いを、こんどは本当に忘れて、気がつけば「オジサン」と呼ばれる世代に突入している。

周りの人から「オジサン」と言われて初めて気がつく。

「俺はなんのために生きているんだろう？」

そして思い出します。

「俺のやりたいことってなんだっけ？」

気がつけばやりたいことに全力を傾けられる時間を確保することが難しくなっている。

会社の中での立場や仕事も少しづつ抜けづらくなっている。

家族ができて、奥さんや子どもたちを食べさせていかなければならない。

それが不幸せだなんて全く思わない。

むしろ幸せだと思える時間はたくさん訪れる。

それでも心のどこかで思っている。

「俺の本当にやりたいことはなんだろう？」

今ある家族や仕事がやりたくないことではない。

それは間違いない。

でも仕事に関してはやりたいことでも無いような気がする。

そんなことが頭には浮かばず、なんとなく感じている。

今となって選択してきたことに後悔している訳でもない。

この手にある幸せは間違いなくここにある。

でも、、

もっと何かができるような気がしている。

時間がないと嘆く、家族のためにと言い聞かせて、やるべきことを毎日続ける。

そして他人は言う。

「もっとやりたいことをやればいいのに。」

それを聞いて反発する。

「おれは幸せに暮らしている。何が足りないこともない」

本当はもっとやれる気がしているのに。

でも「やりたいことをやればいいのに」と言われると、自分が何もやりたいことやらずに我慢するだけの人生を送っているように言われている気がして納得がいかないんです。

だから俺は現状に満足していると言い聞かせている。

実際、満足感も不足感もどちらも抱えている。

そんな生き方をしている人は世の中にたくさんいる。

本当はこの様に悩んでいる人の方が普通です。

大多数は同じように生きています。

少し形が違うだけです。

隣の芝生は青く見える。

選ばなかった人生の方が輝いてみえるだけなのかもしれません。

今歩いている道が最善なのかもしれません。

それでもきっと誰かを喜ばせているし、幸せに思える瞬間もある。

覚えておいてください。

人生に悩みの尽きる瞬間は多分ないのですよ。

それが普通です。

君だけじゃなく、僕も同じだし、君の隣にいる人も同じように悩んでいます。

君は1人じゃないんです。