話をするとは、しゃべることではなくて聞くこと。コミュニケーションも同様。

コロナの影響もあってお家かその周辺で過ごすことが多く暑い日が続いたタイミングで毎日、プールをしたら息子と娘の2人揃って仲良くプール熱にかかるというなんとも言えない状況になったむくもみです。

むくもみ

外に出ないようにしていたと言うのに。。

今回は話を聞くことの大切さを改めてお話ししておこうと思います。

それではいきましょう！

簡単そうでできない
聞くことのメリット
聞くことのコツ
まとめ

簡単そうでできない

人間は生まれてから寝返りができるようになり、ハイハイができるようになり、つかまり立ちができて、歩くようになってから、言葉が少しづつ出てきて、話ができるようになる。

この当たり前にも思えるプロセスには練習してできるようになっていくというさらに当たり前のことが含まれています。

何度もジタバタして、奇跡のように寝返りができるようになりそれを繰り返してゴロゴロする。

目の前にあるおもちゃに手を伸ばそうとして、届かないから床を蹴ってみたら進んでしまう。

高いところにあるキラキラしたものが気になるから手を伸ばしてみたら立ち上がってしまう。

さらにはそのまま歩けてしまうことに気がつく。

全部やってみてダメで、それでももう一回やってみるからできるようになる。

その繰り返し。

つまり練習しているんですよね。

でも聞くって練習しなくてもなんとなくできてしまっています。

そもそも五感の中に組み込まれているじゃ無いですか？聞くを練習したことのある人ってあんまりいないと思うんですよ。

苦労した経験もあんまり無いでしょ？実際には僕もそうです。

練習した記憶がない。

音や言葉は聞こえて当たり前。

それってドラクエでいうところの布の服状態で大人になってるって話じゃないですか。

鍛えたことがないんだもの。

みんな初期レベルのまま大人になっていく。

だとしたら“聞く“を鍛えれば自分自身をハイスペックにできそうな気がしますよね！

実際にはその通りだと思います。

でも鍛えたことがないからできない。

大丈夫。

今からでも全然遅くない。

むしろ一生勉強しない人もいるんだから。

しかもコツはとっても簡単。

簡単だからいつでもできると思って、誰も日常的にやろうとしない。

だからみんなできない。

簡単なことこそ完璧にやろう。

聞くことのメリット

聞くことが上手になるとどんな良いことがあるのか。

そんな打算的なことは考えなくても良いんだよ。

でもあえていうなら、

世界が明るくなる。
それから周りに人が寄ってくる。
なんとなく上手くいくことが増える。
知らないことを知る機会が増えるからチャンスも増える。

多分、例を挙げたらキリがないくらいにたくさんの良いことがあるよ。

これは何を話すかよりも遥かに重要な項目だと思います。

聞くことこそが、最高のスキルの一つといっても過言じゃないと本当に思うよ。

聞くことのコツ

まず、聞くとは表現の一種だという理解が必要なんじゃないかなと思っています。

つまりは“耳を使え“っていってるわけじゃないよってことです。

もちろん耳は使うんだけど耳だけ使えば聞いているということにはならないよってことです。

いいから勿体ぶらずに早くコツを言え‼️

って思っているよね。

むくもみ

いいます〜

・ただ聞く
・目を見て聞く
・体を向けて聞く
・頷きながら聞く
・大きなリアクションをとる（へー！そうなんだ！知らなかった！などなど）

これだけ。

なんだよ‼️
そんなの当たり前じゃん‼️
知ってるよ‼️

わかります。

そう言いたい気持ちはとてもよくわかります。

でもこんな簡単ことすらやれてないでしょ？

・ただ聞く口を挟まず、自分の言いたいことを言わずただ聞く。できてる？
・目を見て聞く話し手の顔じゃない。資料じゃない。体じゃない。口じゃない。目を見て聞く。できてる？
・体を向けて聞くパソコンを触りながらじゃない。料理をしながらじゃない。体を相手に向けて聞く。できてる？
・頷きながら聞く気になったところだけじゃない。関心したところだけじゃない。興味のあるところだけじゃない。常に頷きながら聞く。小さく頷くか大きく頷くかそれだけの差だよ。できてる？
・大きなリアクションをとる驚いたり、喜んだり、悲しんだり、体全体を使って聞いていることを表現できているかい？

聞くという表現は知っている。

できている。

それは全てつもりになっていませんか？

練習したと言えるくらいに意識していますか？

めんどくさいなって思ってしまいませんか？

大概の人がそう思っています。

だから、“聞く“を鍛えることがプラスなんです。

簡単なことがみんなできないんです。

まとめ

もしかしたら子供のある一時期はできるのかもしれません。

でもその先、思春期を超えるあたりから少しづつできなくなって大人になった時には話を聞くことが億劫になってしまっている。

それって成長してないよね。

簡単なことを完璧にこなすというキチンとした土台があって初めてその先のスキルや経験が生きてくるんだと思います。