現代の築城|むくもみ

現代の築城 思考法・考え方

兄妹というのは、自分の主張を通すためにあらゆる手を使うのだが、そのどれもが上手くいかないことを学ぶために一緒にいるんだろうな。と長い目で見ることで自分を落ち着けようとしているむくもみです。

むくもみ
むくもみ

結局、口出しちゃうんだけども。。

今回は落としやすい城と落としづらい城というテーマでお話ししていこうと思います。

 

〜本題に入る前にお知らせをさせてください〜

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それではいきましょう!
 



○城を攻める時

今は戦国時代ではないですが、もし戦国時代なのだと仮定して城を攻めようと真剣に考えて城を眺めてみましょう

そうした時に、平地で何も囲いの無い城が目の前にあったとします。

逆に山の頂上に建てられた城もあるとします。

さてどちらが攻め落としやすいのでしょうか。

当然です。

平地の何も囲いの無い城の方が圧倒的に攻め落としやすいと思います。

さてそれはナゼなのでしょうか。

山の上の城に比べて、

そもそも山を登らなくてもいい。

装備を持って行きやすい。

中の様子がわかりやすい。

などたくさんの要素が見えてくると思います。

つまりは城を攻めて落とすのに、障害が少ないんですね。

山の城を攻める時には障害物競争で、平地の城を攻める時には50m走になるイメージでしょうか。

ここでもう一度、城を落とす気になってみましょう。

そして、山の城と平地の城のどちらかにしか兵として城攻めに行けないナゾのルールがあったとしたら、どちらを希望しますか?

平地の城に行かせてくれ〜

と思いますよね。

山の城の方が落とすのが難しい上に、危険もいっぱいですからね。

この考えに至るのは人間なら普通です。

自分の身を守る生存本能としても普通です。

○城を守る

翻って、城を作り、国を作り、敵国からの攻撃から守る側の立場になって考えてみましょう

山の上の城と平地の城のどちらを作りますか?

むすこくん
むすこくん

山の上に決まってるじゃん‼️

当然、山の上に築城しますよね。

理由は単純明快です。

落とされにくいからです。

でも城を完成させるための労力には大きな差があります。

平地で作るなら、資材を運ぶのも簡単です。

逆に山の上で作ろうと思えば、資材も人も山を登らなければならないのです。

時間も倍では済まないでしょう。

お金だって倍では済みません。

それでも、

落とされないということを前提に考えれば必要なコストなのだと思います。

そうして出来上がった山の上の城は敵国から攻められにくく、守りやすい。

平地の城よりも長い時間、城として残ることが可能になるのだと思います。

○参入障壁

現代でも同じことが言えます。

簡単に手に入るもの(平地の城)には価値がありません。
多くのコストをかけて手に入れる(山の城)には大いに価値があります。

簡単に手に入るもの(平地の城)には価値がありません。

多くのコストをかけて手に入れる(山の城)には大いに価値があります。

具体的に考えてみましょう。

東大に入るためにはそれ相応の勉強の時間や労力を割かなければなりません。

家の近くの大学に入るよりも多くのコストを必要とするから東大には価値があるのです。

noteよりもblogを立ち上げる方が、手間がかかるからblogの方が信頼性が高いのです。

銀行口座を開くよりも証券口座を開くほうがよく分からない事が多いから、投資に触れる人が少ないのです。

簡単にまとめると「めんどくさい」という感覚自体が山の上に城を作るということと近い感覚になるのです。

城を作るために、めんどくさければめんどくさいほど、山は高いと言えるのです。

そしてそれは、山自体を高くすることと=なのです。

世の中が便利になればなるほど、「めんどくさい」という山は落とされにくいのです。

逆に簡単に作ったものは、落とされやすくなります。

落とされやすいとは、価値が低いということです。

価値の低いものは誰かにとって代わられる可能性が高くなるということです。

価値の低いものを守ることの方がコストを多く必要とします。

○まとめ

これからの時代はどんどん便利になっていくでしょう。

これまで攻めづらかった山の高さが体感としてどんどん低く感じられるようになります。

どこに城を建てるのか?

城のある山をどう高くしていくのか?

こういったことを考える必要があるのだと思います。

数ある壁の中で、1番落とされにく壁は「時間」です。

今年オープンした寿司屋と創業100年の寿司屋では重み(価値)がまったく違いますよね。

そして今年オープンした寿司屋は創業100年の寿司屋に絶対に追いつくことができません。

なぜならこれから先の時間がどちらも同じように進んでいくからです。

今年オープンした寿司屋が創業10年になったとしても、相手は創業110年になってしまうからです。

長く続いているというのはそれだけで、一つの山であり、壁になるんですね。

個人でも同じことが言えます。

長く続けているだけでそれには価値が生まれてきます。

その裏にある経験が透けてみえるからです。

君たちにも簡単なことで構いませんので、落とされにくい城を意識して何かを積み上げて欲しいと思います。

むくもみ
むくもみ

それじゃいってらっしゃい‼️
今日も素敵な1日を‼️🤗

 

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