マイナスを削るよりもプラスを増やす方が良いとわかっているのに、マイナスを指摘することでやる気を削っているなぁと反省するむくもみです。
気になっちゃうよね〜
今回は育ってきた環境によって決められないこども達というテーマでお話ししていこうと思います。
〜本題に入る前にお知らせをさせてください〜
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それじゃいきましょう!
▼生徒たちと合宿へ
先日、生徒たちを約100人連れて山の中に合宿に行きました。
内容はひたすら夏のアクティビティをすること。
川遊び、スイカ割り、花火、クワガタ取り、などなど。。
こども達の表情は最高で、ずっと笑顔を絶やしませんでした。
夏の最高の思い出になったのだと思います。
しかし、そんな合宿で生活する中で気がついたことがあります。
何というか今までに感じたことの無いような違和感です。
▼違和感
各アクティビティはとても楽しそうに過ごしています。
しかしそれ以外のタイミングで、一部の生徒達から
次はなにをすればいいの〜?
次はなにをするの〜?
と頻繁に聞かれるのです。
なので
しおりに書いてあるよ〜。確認してご覧。
え〜、でもしおりはお母さんがカバンの中に入れたからわからない。
それならカバンの中を探してみたらどうだい?
・・・・
何とも不毛な会話ですよね。
こんなやりとりが一人や二人ではないのです。
何人もの生徒とこれに似たやりとりをするのです。
なぜ、自分で調べることもできず、自分で探すこともできず、自分で次に取る行動も決められないのだろう?
これが合宿中に僕が感じた違和感でした。
▼ネットと親
何をすればいいのかを考えることができないこどもを作っているのは、その子が生活している環境に影響を受けているのだと思います。
大きな原因はインターネットと親です。
親は、こどものためと思って色々なことに口や手を出します。
理由は様々あります。
安全のため。
他の人に迷惑をかけないため。
教育のため。
ですが、ここで口や手を出しすぎて、
こどもは何も考えずに言うことだけ聞いていればいいんだ。
と、すり込まれてしまうのだと思います。
その結果、親からの指示が無いと動けない、もしくは動かない子になってしまうのだと思います。
▼対応策
この問題の対処法はシンプルにある程度、こどもに任せてみる。
と言うことに尽きると思います。
口や手を出したくなるのはわかりますが、少しだけ耐える。
そうして、どうすればいいのか考える時間を与える。
親はガマンするのが苦手です。
口や手を出してしまった方が、早くモノゴトが片付きますからね。
がんばりましょう。
次にインターネットです。
もう少し具体的に言うと、パーソナライズ機能です。
それって何?
と思われるかもしれませんが、
youtubeで言えばオススメ動画
Amazonで言えば関連商品
Netflixで言えばサムネイル
簡単に言うと、AIが自分好みになるように勝手に考えてくれるという画期的な機能です。
これによって世の中は格段に便利になったのだと思います。
しかし、逆に考える必要が無くなってしまったのも事実です。
一つの動画や商品を見ていれば、次に何を見ると面白いのかを自分で考えるのではなく、AIが変わりに考えてくれる。
自分が何をしたいのかをAIが教えてくれる。
これがこども達の思考機会を奪ってしまうのだと思います。
何がしたいか?と考える必要が無く、待っていれば満足度の高い未来が来ると思ってしまっているのです。
これによって自分では何も考えない。
考えないから決められない。
決められないから動けない。
という人間になっていくのです。
▼まとめ
親の愛も、世の中の便利さも、とっても良いことなのは間違いありません。
ですが、大切なことは何なのかについては今一度考えてみる必要はあると思います。
最終的にはこどもは親の手を離れて、一人で生きていかなくてはいけません。
仕事や人間関係に自分で悩んで答えを出して、解決しなくてはなりません。
そんなことの練習をこどもの間にしておかなければ大人になってから大変です。
時には回り道も必要です。
間違えることも必要です。
ある程度はケガをすることも必要です。
考えて行動する。
それだけのことが出来ない大人は増えています。
少しだけ、いつもよりも多く考えられるようにクセづけましょう。
それじゃいってらっしゃい‼️
今日も素敵な1日を‼️🤗
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