武器の使い方

えんとつ町のプペル 西野亮廣エンタメ研究所【過去記事】

 

僕が勉強している西野亮廣エンタメ研究所内の記事は1年後から使用していいことになっています。
全ての記事ではありませんが、これは君たちに残しておいた方がいいかもしれないと思う記事はここに載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

本題の前にお知らせさせてください。
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4月16日(金) ※4月18日以降は『いいね』を押さないでください。

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おはようございます。

2021年の春にタピオカにハマっているキングコング西野です。

#やっぱタピオカだよね

さて。

今日は『己の武器を知り、正しく使え』というテーマで、ちょっとフワッとした話をします。

トッププレイヤー達の力の使い方についてのお話しです。

 

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▼ 「有名」という力の近い方

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昔、けんすうサンから「有名人の時間って、【広さ】を取ることに使うよりも、【深さ】をとることに使った方がコスパ良くないですか?」と言われて、膝を叩き、翌日にソッコーでパクリました。

たしかに、SNSのタイムラインを見ていても、有名人による「10万人に向けて発信された内容」ばかり。

「10万人に向けて発信された内容」はスルーしてしまいますが、「10万人に発信する力がある人が、僕一人の為に時間を使ってくれている」という体験は一生忘れません。

昔から僕は「一万人に網をかけるよりも、モリで一人一人刺していく作業を1万回やった方がコスパが良い」と言っていましたが、それに付け加えて、「有名になればなるほど、モリが深く刺さるのでコスパが良いよね」というのが、けんすうサンの見解です。

 

ファンを獲得する作業というのは、「新規ファンの獲得」と「離脱率を下げる為の施策」が必ずセットで議論されるべきで、多くの有名人は「離脱率を下げる為の施策」を後回しにしてしまっている…ということを、芸歴21年目にして尚、トップインフルエンサーをやらせてもろてます西野がお伝えします。

#すごい説得力

僕の場合だと「認知されている」が一つの武器で、きっと皆さんにも皆さんなりの武器がある思うのですが、「その武器を正しく使えているかどうか?」は、また別の話。

多くの有名人が、その力(認知度)を不特定多数に向けることにしか使っていないように。

僕らは今一度、「自分の武器を正しく使えているのか?」を問う必要がありそうです。

 

 

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▼ インターネットの住人達の力の使い方

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昨日、『スナック西野』の収録がありました。

ゲストは、京都大学大学院工学研究科を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入りNTTドコモの「iモード」立ち上げを支援。その後、リクルートに転じ、ネットベンチャーのケイ・ラボラトリー、サイバード、オプト、Google、楽天の執行役員を経て……でお馴染みの「尾原和啓」さんと、ご存知、「ホリエモン」。

 

パソコンの充電の穴から生まれてきたようなお二人です。

【スナック西野】↓

西野亮廣 / Akihiro Nishino
キングコング西野亮廣の公式YouTubeチャンネルです。#西野亮廣#西野亮廣エンタメ研究所#スナック西野#西野と学ぶ#CHIMNEYTOWN

 

尾原さんとホリエモンは同じ時間に居合わせたわけではなかったのですが、話の中心にあったのはお二人とも「インターネットや、AIの正しい使い方について」でした。

 

ホリエモンは北海道の大樹町で宇宙ロケットを飛ばしつつ、パン屋さんをやっているのですが(なんやねんその経歴!)、昨日の話の中で彼の口から出てきたのは意外な言葉でした。

 

「訪問販売が一番イイね」

 

詳しくは放送を観ていただきたいのですが、めちゃくちゃザックリと説明すると…「強いのは絶対に『足を運ぶこと』。そして、『どこに足を運べば無駄足にならなくて済むか?』をAIで導き出す」です。

尾原さんも同じようなことをおっしゃっていました。

「やっぱり『職人技術』ですよ。ただ、お客さんひとり一人一人が求めているものはそれぞれ違う。なので、『特異な技術』と『お客さんが本当に求めているもの』のマッチング作業をAIにお願いすれば良い」

ITリテラシーの低い人と、高い人の違いがまさにココで、

ITリテラシーが低い人は最新テクノロジー(SNSを含む)を「必殺技」のように捉え、

ITリテラシーが高い人は最新テクノロシーを「サポーター」として捉えている。

ITリテラシーが低い人ほど「足」を使わず、

インターネットに夢を見て、

インターネットに過度の期待を抱き、

インターネットに「ありもしない魔法の力」を求めています。

一方、

 

IT系のベンチャー起業家の口癖は「直接、説明にあがります。どこかでお時間ありますでしょうか?」です。

彼らは「ネットの可能性」と「ネットの限界」を知っていて、「対面の強さ」を知っています。

決まって最後に言うのは、「やっぱり【人】っすね」。

ホリエモンほど日本中を飛び回って、一対一を繰り返して、頭を下げている人を、僕は見たことがありません。

だから、「×IT」が人一倍機能するのだと思います。

 

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▼ 武器を知り、正しく使う

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繰り返しになりますが「武器を正しく使う」はすっごく大事で、それをする為に僕らは「この武器の本当の力って、何だっけ?」を問い続けなければなりません。

僕の友人のタイチさんが、お寿司屋さんが無い国を選んでお寿司屋さんを作っています。

なんと、北極でもお寿司さんを出しています(真面目にしろww)

 

ニュージーランドの右上に浮かんでいる(世界で二番目に小さな国)「ニウエ」にもお寿司屋さんを出していて、僕も行かせてもらったのですが、隣の席に普通に「大臣」とかが座ってくるんです。

ビールを呑みながら「大臣さんですか? どうもお邪魔してます」という西野。

そのぐらいの距離です。

 

ホリエモンが出している和牛のお店「WAGYUMAFIA(ワギュウマフィア)」には、エド・シーランや、デイビッド・ベッカムといった世界中のセレブが足を運びます。

たしか、どこかの国のラグビーの代表選手団も来ていたと思います。

 

彼らは「お寿司」や「和牛」の力をキチンと見極めていて、「出店する場所と、ブランディングをキチンとすれば、世界中の人が【行く場所】になる」ということを知っています。

 

なので、世界進出の為に世界に売り込みに行く必要がない。

世界の人が来てくれて、自国に持ち帰ってくれるので。

 

これもやっぱり「武器の正しい使い方」だと思います。

 

一旦、仕事を始めてしまうと、自分が取り扱っている武器の力を見直す機会って、なかなかないじゃないですか?

 

ですが、僕自身、「有名」という力をマスに訴求することに使わず、たとえばチケットを一枚一枚手売りしたり、たとえばサロンメンバーさんと少人数で飲み会をしたり………そういったことに使うようになってから、かなり道が開けたんです。

 

一度、「俺の武器の使い方って、本当にこれが一番の正解なんだっけ?」を考えてみてください。

また、どこかで、そんなお話が聞けると嬉しいです。

 

最後に昨日の『スナック西野』のベストバウト(見応え部分)を記しておきます。

【堀江】

「和牛のおかげで、かなり色んな人と繋がって、いろんなビジネスが展開できるようになったんだよね」

 

【西野】

「なるほど。和牛って通信技術なんですね」

 

【堀江】

「そうそう」

現場からは以上で〜す!

 

【追伸】

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