僕が勉強している西野亮廣エンタメ研究所内の記事は1年後から使用していいことになっています。
全ての記事ではありませんが、これは君たちに残しておいた方がいいかもしれないと思う記事はここに載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。
本題の前にお知らせさせてください。
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4月3日(土) ※4月5日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
互いのファンを行き来させて「チャンネル登録者数増」をエサに、【YouTubeのコラボ依頼】をいただくのですが、そもそもYouTubeのチャンネル登録者数を増やすことに興味がないので(いつも)何と言ったらいいのかモジモジしちゃっているキングコング西野です。
#アメフトの試合に出させてあげるから50万円払って
#と言われているような感じです
さて。
今日は『事業を横展開する際に気をつけた方がいいこと』というテーマでお話ししたいと思います。
たぶん、職種関係なく、全員が向き合うべき問題です。
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▼ コロナで注目が集まった『複業』というリスクヘッジ(危機回避)
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「コロナで実店舗の売り上げが落ちたから、ウチもオンラインに力を入れないと…」という日本語は、この一年で100万回耳にしました。
#昨日でちょうど100万回です
おそらく皆さんも聞かれただろうし、言っただろうし…。
移動に制限がかかることを見越してビジネスを展開していた人など(ほとんど)おらず、皆、100年に一度のウイルスの被害者となりました。
厄介なのは、「ウイルスのネガティブなニュースを取り扱うと数字が稼げる」ということをメディアが覚えてしまったことで……この先、コロナが落ち着きを見せたとしても、どこか一ヶ所のネガティブな数値を無理矢理引っ張り出してきて、絶望を煽り続けると思います。
#広告費で回しているメディアは悪手だと思うのですが
つまり、今の状態が「まだしばらく続く」ということです。
今回のコロナショックにより、実店舗オーナーは半ば強制的に「オンライン展開」を強いられ、そして僕らは「何かの時の為に、仕事(稼ぎ口)は複数抱えていた方がいいのかしら?」と考えるようになりました。
そこで、白羽の矢が立ったのがキングコング西野です。
国内屈指の「複業家」であるキングコング西野の元には、今日も、「ていうか、どうやれば、そんなに仕事を掛け持つことができるの?」という質問が飛んできます。
そこで今日は、「事業を横展開する際は、ここを意識しておくといいかも!」という話をさせていただきます。
頑張ります!!
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▼ 「お客さんが、その商品で何を買っているのか?」を明確にする
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ずいぶん昔のサロン記事で『ジョブ理論』について書かせていただきました。
『ジョブ理論』というのは、「どんな『ジョブ(用事)』を片づけたくて、お客さんはその商品・サービスを『雇用』するのか?」という考え方ですね。
たとえば……『富士そば』は、「チャチャッと昼飯を済ませたいけど、どこかイイ店あるかしら?」というお客さんの問題を解決しています。
そこから考えると『富士そば』の競合は、「練りたて・打ちたて・切りたてにこだわって、注文が入ってからつくり始める(時間がかかる)類の蕎麦さん」ではなくて、「チャチャッと昼飯を済ませてくれる松屋や吉野家」だったりします。
事業を横展開する際は、まずは、ココを押さえておくことが大切なのかなぁと思います。
「ウチのお客さんは、どんな問題を解決したくて、ウチの商品を買ってくれているのか?」というところですね。
この角度から切り取っていくと……『富士そば』では店内BGMの演歌(※社長が作詞しています)が売られていますが、そこまで相性が良くないことが分かります。
「蕎麦」と「演歌」で切り取ると、なんだか相性が良いような気もしますが(※『一杯のかけそば』的な)、「時間を買っている人」と「哀愁を買っている人」は、まったく別です。
『富士そば』を選ぶ(忙しい)お客さんに蕎麦以外のものを売るのであれば、『演歌』ではなくて、『ラジオ番組(音声コンテンツ)』や、『10分で読める伝記』などがイイのかもしれません。
さて。
「『えんとつ町のプペル』と『えんとつ町』は、それぞれ“買われているもの”が違う」というのが僕の考えです。
『えんとつ町のプペル』を買った30代男性が買ったのは【絵本】ではなく、【応援歌】です。
【絵本】という形で受け取ったたけで、買ったのは【応援歌】だという話です。
なので、その彼の家には『ノンタンといっしょ』も無ければ、『はらぺこあおむし』も無い。
『えんとつ町のプペル』の隣に並んでいる本がビジネス書だったりするハズです。
そう考えると、『えんとつ町のプペル』を選んでくださったお客さんにセールスした方がいいのは絵本『ほんやのポンチョ』ではなく、ビジネス書『革命のファンファーレ』だということが見えてきます。
#もちろん絵本のファンの方もいますが
逆もまた然り。
挑戦に燃えている『革命のファンファーレ』の読者にセールスすべきは、『えんとつ町のプペルVR』ではなくて、絵本&映画『えんとつ町のプペル』です。
「お客さんのジョブ(片付けたい用事)で、商品・サービスを繋いでいく」というのが大切です。
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▼ 横展開のセオリーは「ジョブで繋ぐこと」
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このたび渋谷にオープンした『CHIMNEY COFFEE』(※https://amp.amebaownd.com/posts/16326129?__twitter_impression=true)や、『えんとつ町のトイレットペーパー』や『えんとつ町の食器用洗剤』といった『えんとつ町』を買っている人達が買っているのは【応援歌】ではないので、『CHIMNEY COFFEE』で僕のビジネス書を売っても無駄。
「ジョブ」が共通していない限り、横展開は加速しません。
繰り返しますが、大切なのは「ウチのお客さんは、どんな問題を解決したくて、ウチの商品を買ってくれているのか?」をキチンと把握することで、その認識こそが復業の一歩目なのだと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
朝っぱらからゴリゴリマーケティングの話ですみません。
明日は日曜日なので、ゆるい(コラム寄り)の記事を書きたいと思います。
現場からは以上でーす。
#今日は15時半からお台場のユナイテッドシネマで映画プペルを観ます
【追伸】
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