売りたいものと求めているものの違いを理解し自分に何ができるのかを考えることが一人前になるための第一歩

優しい人と都合のいい人 思考法・考え方

幼稚園に行くようになって、少し精神的に強くなったのか、朝に目が覚めたときにいつも「おとーちゃーん!!」って泣いていた息子が今では1人で起きてリビングまで降りてくる姿を見ていると、だんだん親の手を離れていくんだなぁ。本当に少しずつ。。確実に。。とセンチメンタルな気持ちになったむくもみです。

むくもみ
むくもみ

成長することは嬉しいことなんだけどね〜


今回は提供したいものと貰いたいものは必ずしも一致しないよ。というテーマで話したいと思います。

 




それではいきましょう!

消費者心理

まず消費者心理についてとっても根本的なところを確認しておこうと思います。

消費者は“欲しいもの“を買うということです。

もう当たり前過ぎてびっくりしますよね。

欲しいものを手に入れたくて当たり前なんです。

でもこの消費者心理をサービスや商品を提供する側が忘れてしまっていることが多くあります。

例えば、スーパーに行って定員さんに声をかけて、

卵が欲しいんですけど〜

と言ったにも関わらず、

今日は卵より牛乳がお安くなっていますよ‼️

と返答をもらったとしたら、なんてトンチンカンなことを・・。と思いますよね。

でもこれって定員さんに悪気がある訳じゃなくて、お店から

今日は牛乳を売りたいし、安く提供できるから、絶対にお客さんにご案内してください‼️

と指示があったのかもしれません。

つまりお店が売りたい商品は牛乳だったんです。

このミスマッチに商品提供者が気が付かないといけないんだと思います。

だってお客様の欲しいものは「卵」であって、お店側の提供したいものが「牛乳」なんだもの。

【商売は売りたい人が売りたいものを売る】ことではなくて、【お客様が欲しいものを売る】のが商売なんです。

また別の例え話をしてみましょう。

甲子園って何を売っているのか?についてです。

そして甲子園に行くお客様は何を買っているのか?

甲子園という「場所」は「会場」を売っているんだと思います。
甲子園という「高校野球大会」は「試合観戦という体験」を売っています。
高校球児は「全国レベルのプレー」という「エンタメ」を売っています。
お客様は「高校野球大会の観戦というエンタメ」を買っています。

このことにサービス提供者は着目しなくてはいけないんだと思います。

この甲子園を例にするのであれば、高校球児の提供できるサービスは「全国レベルのプレー」で「ゲーム」をすることです。

高校球児が目指す「全国制覇」を買いにお客様は来ている訳ではなくて、その「過程」の「ゲーム」を買っています。

あんまり意識することはないかもしれませんが、甲子園というものに付随する選手の葛藤や努力なんかも「エンタメ」として捉えられてます。

そのあたりに関してもお客様は買っていると言えます。

むくもみ
むくもみ

高校野球は毎年、県予選から見ているよ〜

何を目的にすることがお客様のためになるのか

ここからはもう少し突っ込んだ話になります。

僕は高校野球が結構好きなので、それを元に話をしていきたいなと思います。

ちょっと前に清宮幸太郎っていう早稲田実業の選手が騒がれていたのを覚えていますか?

彼ってとってもスゴイバッターとして一流のプレーを見せてくれた訳なんですけど、彼が高校3年生の時には甲子園に行けてないんです。

彼の話題性(エンタメ)を見るために地方大会の入場チケットが売り切れになるという事態が起こったんです。

でも甲子園には行けてないんです。

これって結構スゴイことじゃないですか。

だってその年に甲子園で優勝した高校を覚えていますか?

覚えていないですよね。

ちなみに栃木の作新学院でした。

甲子園という付加価値が無くても「高校野球というエンタメ」を買う人が大勢いたということです。

さらに言うなれば、甲子園の優勝よりもお客様(ファン)にとってみれば、お金や時間をかける価値が高かったということになります。

これこそが消費者の買いたいものを売るということに直接、繋がっています。

プロ野球も同じですね。

高校野球と違って勝敗は完全に副産物になっていて、お客様を喜ばせられるプレーを見せられる選手が一流です。

日本シリーズで優勝するチームがお客様に価値があるのではなくて、華やかなプレーで会場を沸かせることができる選手を揃えているチームこそが一流なのです。

だからチームが勝てなかったとしてもイチローがその日にプレーしてくれるというのであれば、お客様はお金と払ったことに満足するでしょう。

また次の機会も楽しみしていられるはずです。

この部分を勘違いして「勝つことこそが至上主義」になってしまうとサービス提供者と消費者との間に溝ができていくことになってしまうのです。

まとめ

僕らは何を提供できる人でそのサービスを本当に必要としてくれている人の元に届けることを考え続けなければいけません。


間違っちゃいけないのはお客様に合わせて提供する価値を振り回されることではないよというところです。

自分が提供できる最大限の価値を曲げてまでお客様に合わせるのはダメです。

なんでも屋さんは他の人に任せてしまってください。

商売の話に寄せてしまったんだけど、人間関係にも言えることで、というかこっちの方が大切で、君には何ができてどうやって人を喜ばせることができますか?

そしてそれを発信してください。

求めている人は必ずどこかにいますから。

それとあの人を喜ばせるために何でもしようという心構えはいいのですが、どこかでキチンと線引きをしないと都合の良い人で終わってしまうよ。

本当に良好な関係は、そういうことじゃないからね。

むくもみ
むくもみ

それじゃいってらっしゃい‼️今日も素敵な1日を‼️🤗

Twitterはこちら↓↓↓

むくもみ (@ryoukamukumomi) on X
【会社員×投資家×空手家×愛妻家×親バカ×エンタメ好き】《🤏忙しいお父さん達に少しの時間で仕事や人生に役立つ情報を発信しています❗️》自由で幸せな人生を目指して歩んでいきましょう🤗

フォローお願いします‼️

コメント

タイトルとURLをコピーしました