目的と目標の違いを理解し、目標に数字を用いることで具体性が増すが、目標と数字だけを追いかけるのは間違い。

目的と目標 思考法・考え方

こどもの教育については親の背中を見せるしかない。こどものやることなすこと全部が親の振る舞いから来ているとすると、子供がお尻を出してフリフリするのは俺のせいなのか?と微笑みながらも悩むむくもみです。

むくもみ
むくもみ

蒙古斑の青いお尻は本当にかわいいのよ〜


今回は目標は目的とは別問題だよ。というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。



それじゃいきましょう!

新年度に入る時に目標設定しましたよね?

おそらく社会人の皆さんも学生の皆さんも新年度に入るタイミングか、今年が始まった時に一年間の目標を設定したんじゃないかと思います。

公に発表したかはともかく大きいものも小さいものもあると思います。

心の中で唱えていただけでもいい。

会社や国という単位で見ても必ず目標設定ってしているんです。

これって当たり前ですよね。

社会人の皆さんであれば

目標は目的のための道筋であってそれは数字に起こして誰もがわかるように設定するのが基本

ってことはわかりますよね?

目的は“的“で目標は“標“で目で見える形にするためには明文化しておかないといけないんです。

会社では理念とかフィロソフィと言われるものが目的に当たり、中長期計画とかが目標に当たります。

理念とかっていうものはざっくりとしたものが多くてというか幅広い意味で作られていることが多くて、よく目にする理念は「全従業員の物心両面の幸福を目指す」とかですね。

これは有名な会社の有名な経営者が提唱している理念ですね。

むくもみ
むくもみ

興味があれば調べてみてください‼️

関連したものがたくさん出てくるので調べるだけでも勉強になります‼️

目標に関しては確実に数字で定める必要があります。

そこに必要な数字が“期日““結果“です。

この部分が明文化されて、尚且つ明確に数字として提示できないとチームに共通意識が生まれないので自分が何をしているのかがわからなくなってしまいます。

野球で考えてみましょう。
目標が「この試合に勝とう」よりも「3回までになんとか一本のヒットからバントを繋いで1点を取ろう。
そうすればうちのピッチャーの今日の調子からすれば0点に抑えられそうだから勝てる」の方が具体的に自分は何を頑張ればいいのか?がチームメイトに明確に共有されていく。
当然勝ちやすくなります。
社会人でいうと今年一年の目標売上は1億円。そのために第一繁忙期の7月までに4000万を売り上げる。そのためには・・・・と数字を現場までどんどん因数分解していく。

そうすることで全員の仕事が目標に向かっていくことがみんなで実感できるようになるのです。

チームや組織として人の力を束ねるためには目標設定は必須で、それに向かう姿勢は非常に重要です。

それでも1番大切に考えなきゃいけないのは“目的“です。

目標に目を奪われて目的を見失う

目標を数字で設定することは非常に重要なことだし、絶対に数字で設定しなければならない。

なぜなら人の感覚にズレのない共通言語として数字以上に明確に使える言語はないからです。
(青と言って思い浮かべる色が人それぞれでも、リンゴ1個には間違いが生まれない)

でも数字を設定することの弊害が一つあって、それが明確すぎるということです。

明確すぎるが故に目標を達成することが“目的“とすり替わってしまって目的がブレてしまう。

最悪のケースは目標のために目的を変えてしまうことです。

例えば、先に野球で例えてしまったので今回も野球で例えると

【甲子園に出場する】という目的があって、そのために努力する目標を選手個人にまで因数分解した時に、足腰を鍛えるために走り込みをする。
という行動計画が立ったとするじゃないですか。
それで選手は走り込みを数値化するためにタイムを測り始めたとする。
そしたらタイムがみるみる縮んでいき、ついには駅伝大会に出場することになった。
野球部の目標が駅伝で優勝することにすり替わった。
むくもみ
むくもみ

我ながらわかりやすい例えだ〜

・・・

社会人でも同じことが言えると思います。

目的が従業員の物心両面での幸福でありそれに向かって営業目標を掲げた場合に営業目標を達成するには経費削減だ!と大号令がかかり労力が今までの2倍になってやっと営業目標を達成したが社員の体はボロボロになって、終いには辛い労働環境に社員が辞めていく。

目的に向かって目標を立てたはずなのに盲目になるということは往々にしてあり得ることです。

数字を追いかけるのは大切ですが、それが目的とすり替わってしまってはいけませんよ。

計画通りには中々進まない

とはいえ目的に向かう道は一本道ではないことがほとんどで、大体一年もあれば途中で目標を修正しなきゃいけない場面が出てくるのは、もうなんかしょうがないんですよ。

仲間が急に辞めることになったとか。

今回のコロナのようなパンデミックに襲われるだとか。

もう本当にニッチもサッチも行かないことってあるんですよ。

そんな時に一度立てた計画だからと意固地になっていては対応できないのでここは柔軟に判断していきましょう。

有名な言葉に

「強いものが生き残るのではない。進化したものが生き残るのだ。」

というものがあります。

まさにその通りでコロナが来てオンラインを上手く活用した企業は生き残り、そこに目を向けなかった企業が淘汰されていきます。

つまり“進化“した組織は残っていくんですね。

先ほどから何度も言っているように目的に向かうための目標なのだから、目標に変更が出ることは当然なんです。

北海道に佐渡からフェリーで行こうと思ったら、海が凍ってしまって進めない。となったら新幹線か飛行機を選択するでしょう?

フェリーで行くことが目的になってしまったら北海道には春が来るまで到達できない。

目標は外部環境によって変更があるし変更せざるを得ないのだから、そこに関しては上司や先輩の意見に素直に従ってあげてください。
(上司や先輩からしたら目標を変更するって結構、勇気がいることだからね。ここを分かってあげられる部下や後輩はとても可愛がられます。)

まとめ

組織とかチームとか会社とか家族とか何かの括りに所属するのであれば目的を目標の違いを分けて考えられるといいと思います。

そしてこれを体系化できる人を優秀な人材って呼んだりします。

これって数字を作ることだから結構むずかしいんです。

別の種類に数字を管理するっていう才能もあるけど、今日は多くは触れません。

今日はまず、目的と目標の違いについて理解しておいていただければオッケーです。

むくもみ
むくもみ

それじゃいってらっしゃい‼️今日も素敵な1日を‼️🤗

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